お知らせ

今回ご紹介するケースは、

疲れてくると視界が光でチカチカ!
何も見えなくなって、治まった後には
頭痛や吐き気で寝込む

という、なんだかとんでもない状態の男性です。

 

この方、来られ始めて1年程が経過していまして、
改善してきている部分もあるので、途中経過の報告を、
という事でタイトルには①とつけてみました。

まずは、この方がどういう状態だったかを
振り返って見ましょう。

とにかく全身が硬い

それはもう見事なくらい、どこを動かすにも「痛たた・・・」といった感じで
『これで一体どうしろと?!』と思ったのを覚えています(笑)

珍しい(?)ポイントを攣(つ)る

肩甲骨から脇の辺り、後頭部、とにかく妙な?珍しい部位を攣ることが多くて、
施術中でも何度か攣っていました・・・(汗

視界がホワイトアウトする?!

疲労が重なったり、普段と異なることをしたりすると、
視界の端から白い光が視野全体へ広がって、しばらく何も見えなくなるそうです。

しかも、それが収まった後は、頭痛や気持ち悪さ、吐き気などで
寝込むことも多かったといっています。
※当時は薬でも抑えられなかったそうです。

どこが悪かったのか?

ザックリ言うなら全部。(笑)

って、それじゃ何も分からないので、特にひどかったと感じた点と改善の足跡を
いくつか書いてみます。

骨盤のズレ

もう、とんでもなく骨盤が下がっていました・・・。しかも関節の動きもカッチカチで、
骨盤が動かないために他の部位への悪影響があるのは確実だと思いました。

あ、さらに言うと骨盤の開きも結構ありましたね。

めちゃくちゃ猫背

事務職(専門職)で、お仕事をされていたので、
丸1日、しかも残業も毎日のようにして、パソコンに向かうことばかりの
お仕事環境だそうです。

画面を見るため、知らずに猫背の姿勢になっており、
普通に立ってもらうと、横から見たときに頭が体よりかなり前に
行ってしまっているのが、パッと見ただけでわかる程でした。

さらに、肩も前に向かって巻き込むように丸くなっており、
背中の硬さに拍車をかけていました。

首の関節はもう一体化したんじゃないかと思うほど

どこを触っても硬い、しかも硬くなりすぎてあまり左右に向くことも出来ず、
体ごとひねらないと横へ向けない、と。

そして、首の状態が悪いヒトに多い、
「不眠」「集中力の低下」「生あくび」「仕事中に寝落ち」などの
多くの症状が出ており、非常に悩んでいました。

救いだったのは、ご本人の性格が明るく、
こういった体の悩みもギャーギャー言いながら笑いにしていた事ですね。

どうしても、ツライ、しんどい、ってなってくると気持ちが落ち込んだり
イライラしてしまったりしがちですが、そうすると余計に負の連鎖が
加速してしまうので、この点は非常によかったと思います。

改善のために何をしていったのか

無理のないように、ゆっくりと動きをつけていく

とにかく、どこでもガチガチだったので、
あせらず、ゆっくりと、骨盤を中心に関節の動きをつけていく施術に
集中しました。

筋肉の状態も非常によくないとは感じていましたが、
食生活の乱れもかなりのものだったので、
ひとまずは食生活の改善を出来る範囲でお願いしました。

自宅や職場でもできることを少しずつ

無理は禁物ではありましたが、かといってそのままの生活スタイルで
体操も何もしないのでは、改善がとっても大変だというのは
ご本人もよく分かっていたので、
簡単に出来る体操を、その日に出来る分だけでいいので、
と、取り入れてもらうことにしました。

 

かれこれ1年、今はどう?

正直に言って、まだまだ硬さもありますし、
仕事が詰まってくると、ホワイトアウトも起きます。

ですが、

・痛いなりに動かせるようになった

・ホワイトアウトの前兆に気づき、薬である程度抑えられるようになった

・攣ることが少なくなった

など、ずいぶんと変化も多く体感していただいています。

この一年を通して、

・必ず自分で動かすこと(体操)

・食事に気を配ること(サプリもお渡ししています)

・無理に急な動きをしないこと

はずっとお伝えし続け、ご本人も意識してこれらのことに
取り組んでいただくことが出来た結果だと思います。

 

この”1年”という時間を「長い/短い」と感じるのは
これを読むあなたの感性によるので、僕からは何も書きません。

ただし、今の体の状態に不快感、症状などがあって、
それを改善したいと考えているのであれば、

「○○だけで!」

という、都合のいいものは長期的にいい結果をもたらさないと、
僕は考えています。

※もしそういったものがあったらぜひ知りたいので教えてください。

食事(栄養)、運動、睡眠
このどれが不足しても、体は正直にその”不足”を伝えてきます。

そのとき、あなたが早く取り掛かって改善を目指せば、
きっと時間も手間も費用も少なく済みます。

ぜひ、ご自身の体の声に耳を傾けてあげてくださいね?

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